少年シニア 自由形で生きる

人生の最終章を少年に戻って自由形で生きる事に決めた男が出会った風景・言葉・芸術・人

野に咲く花のように

4月からはじまった日本語学校の春学期も今週で終了。

最後の授業のラストは3本締めで終えた。

 

日本語を始めたばかりの留学生が対象の初級1クラス。

少々おとなしめだが、みんなまじめに頑張ってくれた。

授業が終わって「先生問題があります」と言ってきたフランスの留学生J君。

なにか、こちらに粗相があったかなと思ったら、問題は質問の意味だった。

なるほど、英語からあり得る間違い。さっそく授業でもフィードバック

j君ありがとう。

 

慣れない日本で、孤独な気持ちで毎日を過ごしている学生も多い。

そんな彼らの孤独を少しでも和らげることのできる教師でありたい。

野に咲く花のように 目立たずとも。

 


Mr.Lonely玉置浩二

再会

2か月ぶりの再会だね。

お互いちょこっと成長したみたいだね。

でも 仲良くなるには もう少し時間がかかるかな。

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信じるということ

自分は昔から疑り深いところがある。

自分は昔から斜に構えたところがある。

 

でもそんな自分も自然の摂理だけは疑いたくない。

生命に対しては真正面から向き合いたい。

 

すべての生命とそのつながりを自分は信じている。

そしてこの世は無常かもしれないが無情ではないと思っている。

 


玉置浩二ショー サーチライト 玉置浩二×絢香

川との対話

生命の勉強をしていて、多くの生命が水、とりわけ川に依存していることを

あらためて実感します。

すべての真理が、流れる川につまっている気がするのです。

物理的な飢えから生物を守るだけではない。

それは心の拠り所でもあります。とりわけ精神という不安定なものをもつ

人間にとっては・・・。

 

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ヘッセの小説「シッダルタ」の中に、様々な悩みを抱えたシッダルタが、川のほとり

にとどまり、川との対話を重ねる中で、真理に近づく一節がいくつかあります。

 

彼は川から絶えず学んだ。何よりも川から傾聴することを学んだ。静かな心で、開かれた待つ魂で、執着を持たず、願いを持たず、判断を持たず、意見を持たず聞き入ることを学んだ。

 

彼は川の秘密のうちただ一つだけを見た。それを彼の魂はとらえた。彼は見た。この水は流れ流れ絶えず流れて、しかも常にそこに存在し常にあり、終始同一であり、しかも瞬間瞬間新たであった。

 

ああ、すべての苦しみは時間ではなかったか、自らを苦しめることも、恐れることもすべて時間ではなかったか、時間を克服し時間を考えないようにすることができたら、この世はいっさいの困難と敵は除かれ克服されはしなかったか。

                                 高橋健二訳)

 

まだまだ心が定まらず未来に不安する私ですが、川と対話する時間が今後ますます

増えていきそうです。

 

 

 

願い

鯉のぼりが元気よく風になびく姿をみて私は家族を想う。

今日はこどもの日。

家族のひとりひとりが、これからもこの鯉たちのように

のびやかに毎日を生きることだけを深く願う。

 

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悲しさについて

お元気ですか。少年シニアです。

人間というものは本当にやっかいなものだと思うことがしばしばです。

生命の中で人間は大きな脳と精神というものを進化させ、他の生命には決して

真似のできぬことをやりとげたかもしれないが、一方でそれを所有したことで

他の生命に必要以上の危害を及ぼし、自らの生命も苦しめてしまっている。

やりきれないことが多いし、自分自身にも腹立たしく感じる。

そんなとき、一番自分の気持ちを慰め自分の小ささを感じつつも、定まらぬ

未来などに期待せず、一日一日いま自分ができることを丁寧に、誠実にやろう

と感じさせてくれるのがこの歌です。

 


悲しくてやりきれない ザ・フォーク・クルセダーズ 2002

 

この歌は何の解決策や励ましのことばもない、ただつらい現実を嘆くのみの

歌です。でもその歌詞の奥底にある真実の叫びに共鳴し、胸が熱くなる。

嘆くのは、決して絶望していないから嘆くのだ。悲しいのは、よりよく生きる

という気持ちが少しでもあるから悲しいのだ。そう思うのです。

そして、諦観の中で静かな決意が自分の中にわきおこります。

 

今日も、この歌に救われている自分がいます。

 

 

往生際の悪い桜

ももう終わりと、

少々憂鬱なきもちで

いつもの川沿いを

散歩していたら

まだ散ることをよしとしない

往生際の悪い桜が、

私に声をかけてくれた

 

私の憂鬱な心は

瞬時に歓びに変わった。

私はただただ

この桜に感謝して

足をとめ彼女との会話を

しばし楽しんだ。

 

そして来年、

再会することを

約束して別れた。

 

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