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少年シニア 自由形で生きる

人生の最終章を少年に戻って自由形で生きる事に決めた男が出会った風景・言葉・芸術・人

平成29年初場所3日目 各力士の熱き想い

お元気ですか。少年シニアです。

こちらも毎年恒例の初場所観戦。予定より早く両国に着き、時間があったので

会場入りする幕内力士を近撮することにしました。

思った以上に各力士が神妙な表情で会場入りしたことに驚きましたが、考えてみれば

命を懸けた決戦の前だから当然と言えば当然ですね。

 

↓ 遠藤関(会場入りの拍手は一番、ただ終始クールな表情で通り過ぎました)

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↓臥芽丸関(いつもはお茶目な力士ですがさすがに取り組み前は緊張感が漂います)

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↓ 逸の城関(ずっと下を見て神妙な表情を崩しませんでした)

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↓ 御嶽海関(今日は白鵬と結びの大一番があり、作戦を思案している感じも)

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松鳳山関(いつにも増して眼光鋭く、付き人もピリピリした様子でした。

      この3時間後、横綱日馬富士を破り金星をあげました!)

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正直、今日3日目は凡戦が多く、会場全体が沸く取組が少なかったのが残念でした。

引き技も多く、またその引き技を残せない粘りのない相撲が散見されました。

おそらく足腰に故障をかかえていて、粘りたくても粘れないのでしょうが・・。

 

その中で力と力がぶつかりあい会場が大いに沸いたのが 琴奨菊と栃の心の一戦。

琴奨菊が栃の心に上手をとられながらもいさい構わずがぶりよりし、栃の心がその

怪力で必死でこらえるところを、琴奨菊が一転豪快なすくい投げで栃の心を土俵に

投げおとしました。大型力士のぶつかりあいはこうでなくちゃいけません。

こういう力戦がもっともっと見たいですね。

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本場所白鵬が完全復調。鶴竜も先場所の好調さをキープ。そして稀勢の里

今度こそ一皮むけた感があり、この3力士の争いになるでしょう。

最終的には白鵬稀勢の里に絞られ琴奨菊豪栄道に後れをとった稀勢の里

念願の優勝を果たすというのが私の希望的観測もこめた予想ですが・・・。

2017江ノ島・初富士・初ぜんざい

自然

お元気ですか。少年シニアです。

5日は初富士を拝むべく満を持して江ノ島へ行ってまいりました。

到着時は少々雲がかかっていましたが、次第にその全貌を見せてくれた富士。感謝。

 

初富士に今年の干支「鳥」が舞う。こいつぁ春から・・・・。

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次第に雲も薄らぎ、堂々したお姿を見せてくださいました

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早咲きのチューリップで心もほんわり暖かくなりました。

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霊峰富士を眺めながら釣りを愉しむ 何というぜいたくだろう!!!

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実は江ノ島に来たのは、初富士を拝むほかにもう一つ大きな目的がありました。

それは「ぜんざい」を食べることです。

少年時代は初詣の帰りに大阪阿倍野のフルーツパーラーで家族でぜんざいを食べる

ことが恒例になっていました。それも家族のぜんざい代は、すべて私のお年玉から

払うのです。私はそのことに密かな誇りを感じていました。

家族におごる快感なのでしょうか。今から思うと少し変わった少年でした。

いずれにしても、私の少年時代の正月にぜんざいは欠かせないのです。

 

一時、そのことを忘れていましたが、私が愛読しているley-lineさんがブログで、

江ノ島のぜんざいを紹介されているのを読んで、俄然ぜんざいの記憶が蘇りました。

そして固く決意しました。何としても来年の年初めは、私も江ノ島でぜんざいを食

べるぞと・・・・。そしてその✖デーがついにやってきたのです。

 

 備屋珈琲店 」。本格派の珈琲店らしい洒落た雰囲気のお店でした。

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珈琲との栗ぜんざいのセットで1250円でした。

いいお値段で私にとっては大ぜいたくですが、この店内の雰囲気とこの味なら納得です。

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 福をあしらった陶器が嬉しいですね!

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本日の二大目標を達成して意気揚々と江ノ島を後に。心地良い満足感を携えて、

我が家に戻りました。また1年が始まりました。

肩の力を抜きながらも、着実に自分のしたいこと、なすべきことをしていきたい

と思います。そしてユーモアの精神を忘れずに。

2017箱根駅伝〜大磯の海〜ホルトの木

雑感

新年あけましておめでとうございます。

少年シニアです。今年もどうぞよろしくお願いいたします。_(._.)_

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さて今年の箱根駅伝の応援は、大磯でと昨年から決めていました。

大磯には、私が尊敬する98歳の画家堀文子さんのアトリエがあり、その敷地には

堀さんが命をかけて守られたホルトの木が立っています。

堀さんのご自宅の前に立っていたホルトの木が立っている土地が売りに出される

ことになり堀さんは行政に木を残すよう働きかけられましたが、なかなかうまく

いかず、最後の手段として堀さん自身がその土地を購入しホルトの木を守られた

といういわくつきの木です。

私は年の初めに、ぜひともそのホルトの木を見たかったのです。 

ホルトの木の下で

ホルトの木の下で

 

 

         🌳     🌳    🌳    🌳

午前9時40分 大磯駅に到着。目指すは国道一号線。もう凄い人だかりでした。

↓ 1号線の大磯駅入口に陣取り観戦しました。

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 白バイをみると条件反射で身をかくしてしまいます.特に後ろめたいことはないのですが(笑)

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 トップの青学を追ってひたすら早稲田が追う展開でしたが、総合力の差はいかんともしがたく・・・

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復路ではこうした競り合いが少なかったのが残念でした。シードの確保も大事でしょうが、

 若武者のごとくもっと思い切った走りがほしいというのは、外部の人間の戯言なんでしょうか。

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すべてのチームが走り抜け、レースでの興奮をさましに海まで歩きました。

いい天気なのに人はまばら。小さい女の子が大きな海を眺めていました。

お父さんらしき人が合流。私も昔を思い出し、ほんわかした気分になりました。

期待していた初富士は見えず、楽しみは後日にお預け・・・。

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そして、再び一号線に戻り化粧坂の交差点まで歩きホルトの木をめざし北へ直進。

高台にあるので、道路からは海がわずかながら見えました。

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 住宅街の最も山際に、目当てのホルトの木が堂々とした姿で立っていました。

そして立て札も・・・。

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 今年も悶々とすることがあったら堀さんの絵とこのホルトの木をみて、しみったれた

自分を蹴飛ばしてやろうと思っています。

 

2016年超個人的振り返り

雑感

お元気ですか 少年シニアです。

今年も残すところ今日1日。1年経つのは本当に早いものですね。

人生の書き置きというか遺書というか、そんな気持ちでブログをはじめて約2年半。

2016年は、自分にとってどんな年だったのか  つらつらと書き残しておきます。

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 ライフワークの「生命誌研究」(少年シニア55歳から学ぶ理科に掲載)について

は前よりスピードは減速したものの、なんとか新第三紀まできてたどり着き、我ら

の近縁である猿の勉強にようやく突入しました。

恐らく来年は類人猿〜人類についての考察がメインになるでしょう。人類の歩みを

振り返ることは未来を考えることでもあり、少し怖く感じている自分がいます。

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 あと生業にしている日本語教師としては、今年は計6クラス110人ほどの留学生に

日本語を教えました。振り返ると色々な思い出がよみがえります。課外授業でディ

ズニーランドへ行ったり、授業中に怒ったり笑ったり、一緒に歌ったり・・・・。

今年は2年目ということで、去年よりも余裕をもって授業できましたが、逆に慣れ

が授業を単調なものにしていなかったかという反省もあります。

来年は今一度、「楽しくわかりやすい授業とは何か」を追求したいと思います。

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 知らない世界を知るという意味では、3月の小笠原諸島への旅が強く印象に残って

います。そこで見たクジラの大きさ,海の青さ,子供達の元気さが忘れられません。

あと長い船旅の中で、海の美しさだけでなく怖さ不気味さもひしひしと感じました。

来年は、できれば国外の知らない世界を覗いてみたいと思っています。

「ボルネオでオラウータンやテングザルをみるのもいいな」とか「スリランカで世界

最大の生き物であるシロナガスクジラをみるのもいいな」なんて妄想中です。

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 対人面では、大学時代の友人との交流が復活したのがうれしい出来事でした。

中には還暦を迎えた者もいます。また仕事も自分で事業を起こしている者や管理職

になっている者など様々ですが、みな晩年を迎え一人の人間として気兼ねなく会話

を楽しめことが嬉しいですね。

 また日本語学校の登校時に、前に在職していた会社の同僚と偶然会って、後日お

互いの現況や昔の思い出などを話しながら楽しく会食することができたのは、予期

せぬ歓びでした。こうした偶然の再会も愉しいものです。 

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 あと競馬の方は トントンの収支でした。気に入ったG1レースしか買わないし、

賭ける額もしれたものですが・・・。

勝てたのは「日本ダービー」「天皇賞(春)」「菊花賞」「有馬記念」。

ルメール騎手率いる「サトノダイヤモンド」に特にお世話になりました。競馬センス

を感じさせる馬だと思いますし、ルメールが本当に彼の良さを引き出しています。

それは両者が強い信頼関係で結ばれているからだと感じます。まさに人馬一体。

あとキタサンブラックの二の脚を使っての勝負根性もはんぱじゃない。彼には、春天

と有馬でお世話になりました。

来年の春天での両馬の同斤量で真っ向勝負が期待されます。

 ↓ 新馬戦に騎乗するルメール騎手

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 最後に、この8月に初孫(女の子)が産まれ,ついに私も御爺さんになりました。

素直に嬉しいです。生命の誕生にふれて感動しない者はいないと思いますが、生命が

誕生するというのは本当に凄いことだと改めて思った次第です。

実は本日から娘ともどもこちらに孫が来ていて、我が家で一緒に正月を迎えます。

 

  初孫や 老いたる春も 良しとする  冬水

 

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さて、そんな2016年でしたが、2017年はどんな年になるのでしょうか。

私としては、より一歩踏み込んだ年にしたいと心に誓っています。

ブロ友の皆さま、今年は大変お世話になりました。

良いお年をお迎えください。そして来年もどうぞよろしくお願いします.。

 

 

死ぬことは生きること 「聖の青春」を観て

エンターテインメント

お元気ですか。少年シニアです。

ようやく時間がとれ「聖の青春」を観ました。期待を裏切らない良質な映画でした。


11月19日(土)公開 映画『聖の青春』予告編

 

         ☗    ☗    ☗    ☗

私が将棋を始めたのは10歳ぐらいだったと記憶しています。

めきめき才能を開花させてとは行きませんでしたが、さすが頭の柔らかい頃

でそれなりに上達して、当時大阪の北畠にあった関西将棋会館の月例会にも

出入りするようになりました。それからもう50年弱、付き合い方に濃淡は

ありましたがずっと将棋の世界に魅せられてきました。

そして自分が将棋に打ち込めば打ち込むほど、プロ棋士の凄まじい将棋技術

と強い精神力に畏敬の念をもつようになりました。

若手棋士などは一見子供っぽく青二才に見える者もいますが、なかなかどうして

武道家に勝るとも劣らない勝利の執念を彼らはみせてくれるのです。

まさに頭脳の格闘技が将棋の本質なのです。

とりわけ、中盤に入って一見手詰まりになった局面から、数十手先まで読みきった

うえで、戦端を仕掛けていく構想力、さらには終盤になって秒読みになってからも

正確な指し手でピンチをしのぎ、勝ち切る強い勝負への執念。

尋常な世界ではありません。

           ☗    ☗    ☗    ☗

 本映画の主人公の村山聖はこんな凄まじい世界で幼少の頃から病魔と闘いながら

20歳半ばでタイトル一歩手前までに迫った天才棋士の一人でした。

最強羽生善治との対戦成績は、6勝8敗(うち1敗は不戦敗)で、ほぼ互角。

これは羽生の強さを知る者にとっては驚異的な数字です。西に怪童村山ありと言わ

れたのもむべなるかなと思います。

          ☗    ☗    ☗    ☗

 私はこの映画を観る前に二つのことをしようと考えました。ひとつは元将棋世界

の編集長で本映画の原作者でもある大崎善生氏の「聖の青春」を読みこむこと。

もうひとつは、村山と羽生の対局棋譜を実際並べてみて、その闘いの履歴を自身の

頭の中に焼き付けることでした。時間をかけてじっくり両者の指し手の意図を感じ

ながら、数日かけて棋譜を追っていきました。

それは私にとって至福の時間でした。

          ☗    ☗    ☗    ☗

 いつ死ぬかわからないという状況の中で、村山ほどその目の前の対局に心血を注い

棋士はいなかったでしょう。中終盤からの踏み込み方や、終盤の驚異的な粘り腰も

そうした村山が背負っていた運命が大きく影響していたことは間違いありません。

そして必ず名人になるという夢へのあくなき執念が村山の人生の密度を高くしたで

しょう。また将棋のみならず普通の若者としての青春を謳歌しようとしていたことも

本映画でも丁寧に描かれいました。

          ☗    ☗    ☗    ☗

でもよく考えれば、我々自身もいつ死ぬかわからぬ身です。生を得た瞬間から我々

には死がつきまとっていることを忘れてはいけません。野性に生きる動物たちは

まさにこうした状況の中で日々を生き抜いているのですから。

死は私自身の目の前にある、そのことを原作・映画を通して強く強く感じました。

 

村山が亡くなった年の将棋年鑑棋士アケートに彼はこのように回答しています。

  今年の目標は? 

       ➡ 土に還る

  行ってみたい場所は

       ➡ 宇宙以前

 

死と真正面から向き合った者だからこその魂の回答に心から泣けました。

 


【将棋名局解説】伝説の村山聖九段(28歳) VS 羽生善治4冠・森内俊之

 

 

暮れの恒例行事 魁夷記念館➡中山大障害

エンターテインメント 美術

お元気ですか。少年シニアです。

こちらは市川市にある東山魁夷記念館のレストランの庭園です。

ここのビーフカレー じつに美味なんです。ビーフが口の中でとろけます。

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記念館で魁夷の作品を堪能して、味わうビーフカレーは極上です。

そして帰りにレストランに隣接しているショップでポストカードを買って帰ります。

毎年行う恒例行事です。今年買ったのは、下の作品。

今年は、白馬の絵を欲しかったんです。

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そうです。今日は障害レースの最高峰暮れの「中山大障害」が、この美術館から

20分ほど歩いた所にある中山競馬場で行われるのです。

実は私の本命馬「アップトウデイト」が、この作品の白馬のような芦毛なのです。

いわば今回の買い物はゲン担ぎのようなものです。

 

 中山競技場は2日後の有馬記念モードにつつまれていました。

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こちらが、我が本命馬 アップトゥデイト単勝3倍の2番人気。実に美しい馬体です。

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 ↓ その距離4100m。この長距離をこなしたうえで7の障害を11回きちっと飛越することが優勝の条件となる競馬界で最も過酷なレース。騎手も落馬の危険性を負って命がけでレースに臨んでいます。飛越が成功するたびに競馬場から安堵と勇気を称えたる拍手が沸き起こるのも障害レースならではです。

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我がアップトゥデイトは、序盤から終盤まで一貫して2番手につけて抜け出しを狙うも3番手に大本命の

 オジュウチョウサンにマークされ息がつけない展開となりました

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↓ 最後の直線 人気の両馬のマッチレースになったものの・・・

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最後の直線オジュウチョウサン単勝1・4倍の圧倒的な人気に応え、アップトゥデイトに並ぶと一気に突き放し快勝しました

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勝利したオジューウチョウサンと石神騎手に「ありがとう ありがとう」の歓声。

この感謝の言葉は決して馬券だけではないこの過酷なレースを制した人馬へのリスペクトに他なりません。

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馬券ははずしましたが、アップトゥデイトも最後まで死力を尽くす姿を見せてくれたので大満足です。そして何よりもこのレース、出走馬すべてが落馬することなくレースを終えてくれたのがうれしかったですね。

 


2016/12/23 第139回 中山大障害(J・GⅠ)【オジュウチョウサン】

 

明後日に控えた有馬記念と明日の阪神カップの馬券を少々買って家路に。

本日の借りを返せるか、有馬の馬券は若い力に期待する馬券を中心にしました。

 

 

 

バッハ愛聴月間3「マタイ受難曲〜大阪弁訳」

音楽

お元気ですか。少年シニアです。

バッハ3は、「マタイ受難曲」。壮大なスケールで、モーツァルトの「レクイエム」

と並ぶ名曲。歌詞がわからなくても十分堪能できるものの、やはり歌詞がわかれば、

曲への理解も深まるというもの。そこで、少しひねりをいれた大阪弁訳による動画

がアップされていたので、聴いてみましたたがこれがなかなかでした。

 

私は大阪で生まれ高校まで大阪で育ちました。お世辞にも柄がいいとはいえないし、

大阪の人間は全国でも有数の「いらち」とも言われますが、その血を受け継いでしま

ったようです。

 

でも一方で、大阪はそんな「いらち」をやんわりとかわす術を心得ているタイプの人

も多く存在します。落語家でいえば今は亡き「林家小染」。

決め台詞は「おこりないな」。

こんな柔らかみのある大阪弁も交えて訳されたのが、この動画です。

 


【Bach】コテコテ大阪弁訳「マタイ受難曲」 第01曲

 

   見てみい。何をやねん。

   あの忍耐を。 いつも耐えてはる。

   あの忍耐をみなはれ。

 

   見てみい。何処をやねん。

   わてらの罪を

   あんさんはすべての罪を負わはった。

   せやなっかたら わてらは絶望してまうて

   見なはれ、愛と慈しみのために

   十字架をかつがはるお方を!

            おおイエスはん、わてらを憐れんでください

 

   来なはれ 娘さん

   いっしょに嘆こやないかい

   見てみい だれをやねん。

   花婿はんを、

   見てみい。どないやねん。

   子羊みたいやで!

   

 

イエスを金で売ったユダが、とんでもない過ちに気付き後悔するくだりの部分。

少々品のない表現も出てきますが、周囲の怒りがよく表現されていると思います。  

 


【Bach】コテコテ大阪弁訳「マタイ受難曲」 第49曲~第53曲

 

これで、マタイ受難曲のストーリーがわかったので、大阪弁バージョンは

これにて封印し、今後は訳なしで原曲をしみじみと聴くことにします。