よく生きるコトバ 「生命を流れと捉え信頼すること」
生命について学んでわかったことは 生命は流れであるということでした。
ゆく川の流れはもとの水にあらず
そうです、 流れゆく水は生命そのものであると思いました。
成人の身体の6割は水でできています。老人になると5割に減るそうです。
老いるとは水分が減るということ。まさに枯れていくのが老いなのでしょう。
生命は流れをつくり、渦をまいて止むことはありません。
全ての生命がその流れの中で 生きて死ぬ。
ならば、その基本原理に全幅の信頼を寄せて生きればよい。
その思いに行きついた時に 気持ちが楽になりました。
生命を支配するものは、ある時は優しく ある時は非情です。
しかし それは独裁者のように 自らの利益を得るために支配するといった
小賢しいものではありません。
生命を引き継いでいくための根本原理を、ただ遂行しているにすぎないのです。
だから全ての生命は繋がっていて、生ある限り一人一人の居場所が用意されている。
生命を流れと捉え 生命を生み出すものを信頼すること。そこから何かが始まる。
私にはそう思えてなりません。