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少年シニア 自由形で生きる

人生の最終章を少年に戻って自由形で生きる事に決めた男が出会った風景・言葉・芸術・人

よく生きるコトバ 「継続は力なり」

受験生だったころ、この言葉を受験雑誌でよく見かけました。

非常にシンプルでインパクトのある言葉だと思いました。

その後、社会に出て55歳をすぎ、人生の最終章を迎える時期になって

この言葉のもつ意味をあらためて考えた時、

そう単純な言葉ではないと考えるようになりました。

 

おそらく受験雑誌で掲載されていた「継続は力なり」というのは、

「勉強をコツコツ続けていけば、思った以上に学力がつく」という意味でしょう。

力は継続の結果ということになります。

ただ、それだけなのでしょうか。

 

継続すること、それ自体が力であるとも解釈できないでしょうか。

継続することは、そんな容易いことではありません。多くの人は三日坊主です。

だから継続できるということ、そのものが一種の能力と言えます。

 

一日一絵〈第十集〉 画文集

野崎耕二さんという画家がいます。

30年ほど前に筋ジストロフィーという難病に見舞われますが

このことを機に、毎日欠かさず一つの絵を描いてこられたのです。

野崎さんの「一日一絵」は画集となって、多くの人に感動を与えました。

まさに「継続は力なり」を実行されている方であり

その継続力や一日一日を抱きしめるように大切に生きておられること

へ多くの人が畏敬の念をもつのです。

 

さらにもうひとつ大切な視点があります。

その対象がよほど重要か好きでないとなかなか継続できません。

つまり継続できるのは、その人の人生に重要なテーマや好きなことがあるということです。

重要なテーマや好きなことを見出せる能力

これも一種の力とは言えないでしょうか。

どんな時でも継続できるほどの重要テーマや好きなことをもっている人は

そう多くはいないでしょうから。

 

だから継続自体が、様々なものを含めて力なのです。

10年ブログを書き続けた時、自分の世界がどうなっているのか。

自分の力はどう変わっているのか。

それを楽しみにブログを続けていきます。