少年シニア 自由形で生きる

人生の最終章を少年に戻って自由形で生きる事に決めた男が出会った風景・言葉・芸術・人

秋季高校野球東京大会決勝(東海大菅生vs二松學舎大附属)

 いよいよ東京大会も決勝戦。朝から雨模様でしたが、試合1時間前には雨もやみ、予定通り12時決勝戦は始まりました。

注目は両校の絶対的エースの菅生の勝俣投手と二松學舎の大江投手の出来。それがそのまま試合結果に直結します。

 

 投打の中心 東海大菅生勝俣投手 如何にも強い精神力をもつ面構えだ。

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1年生の夏に甲子園でも好投した経験からか 大舞台にも余裕の二松學舎大附属のエース 大江投手

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 昨日の準決勝の出来は勝俣投手の方がよく、そのうえ大江投手は延長11回を投げぬいていたので、私は大江投手の疲労度が大きく苦しい投球になるのではと予測していました。しかし結果は逆で勝俣投手はストライクとボールがはっきりして、序盤から制球にも苦しみました。3回二松學舎の4番橋本に3塁打を浴び2点を先取され、その後もたびたびランナーを背負う展開となりました。一方大江投手は、力みがなくストレート・変化球ともに冴えて、菅生打線の大振りにも助けられ5回まで零点に抑えました。前半戦は完全に二松學舎ペースで進みました。

 

二松學舎の1年生リードオフマン 三口選手は猛打賞の大暴れで勝俣投手を苦しめた

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しかし、6回、疲れからか幾分高めにボールが浮いてきたところを菅生打線がとらえ待望の1点をとったあたりから、試合の流れが菅生の方に傾いてきました。そして8回裏、本日のラッキーボーイ的な存在になっていた5番伊藤選手の執念のヒットで遂に同点に追いつきました。

 

当たりはよくなかったが振り切ったことで、執念の同点打を放った菅生の1年生伊藤選手

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 その後6番の本橋選手も高いバウンドの内野ゴロがヒットになり、遂に逆転。菅生にツキも味方する展開でしたが、これも勝俣投手が3回2点を先取されながらも、その後粘り強い投球で追加点を与えなかったことが大きいと思います。

 

 しかしただでは終わらないのが二松學舎。最終回、執念の内野安打を続け、2死満塁まで迫り、一打逆転の状況をつくります。ここで打順は3回に2点タイムリー3塁打を放った4番橋本選手。ところがここで何とその4番打者に代打の切り札の平野選手をおくったのです。これは正直びっくりしました。大きな賭けです。確かに平野選手は昨日の試合でも途中から4番に座りヒットも打っており打撃好調ということもあったのでしょう。ただこの局面での代打は非常に大きなプレッシャーがかかったと思います。結果は、無情にもセカンドフライとなり、東海大菅生は3-2で実に18年ぶりに優勝し、来春の選抜大会への出場を手中にしました。

 

 2時間余りの激闘は終わった。守備の乱れもなく引き締まった好試合だった

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 二松學舎大附属の出場の可否は、今後の明治神宮大会の結果や、関東地区の候補高校との対比に委ねられます。ただこの好試合を目の当たりにした私としては、ぜひ二松学舎大附属もぜひ甲子園に出場してもらいたいと願っています。このチームは甲子園出場に相応しい魅力がありますから。