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少年シニア 自由形で生きる

人生の最終章を少年に戻って自由形で生きる事に決めた男が出会った風景・言葉・芸術・人

希望について思うこと

雑感

もう40年前にもなりますが 岸洋子さんの「希望」という歌が大ヒットしました。

 希望という名の 貴方を訪ねて 遠い国へと また汽車に乗る。

 あなたは昔の あたしの思い出 ふるさとの夢 はじめての恋

そして驚くべきことに、この歌が春の選抜野球大会の行進曲に選ばれているのです。

「希望」というタイトルが高校野球にぴったり合ったからでしょうか。

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 いずれにしても希望は、年齢に関係なく人生を動かす最大のエネルギーであることは間違いありません。私自身、年齢を重ねるにつれ希望を持つことの重要性を感じるようになっています。

 希望というのは、方向性が明らかになるということとセットかなと思います。先ほどの歌詞で言えば「恋」に注目したいところです。恋の結末がどうなるにせよ、恋をすることでエネルギーを傾ける方向性が見え、更に様々な希望が生じるという正の循環が生じる。進学・就職・結婚・出産も同様でしょう。

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 しかしこのようなプラスの出来事だけではなく、別離や死もある面で方向性を示すきっかけを与えてくれる場合があるのも事実です。

あのステーブ・ジョブスは死は生命の偉大な発明として死を肯定的にとらえる発言をしていますが、私自身も常々死を念頭におくことで、日々の優先順位を明確にして行動しているところがあります。

先日書店をのぞいたら「あした死ぬかもよ?」という書名の本がありました。なぜ「今日死ぬかもよ?」ではないのかと思ったりしたのですが、死を考えることで生を考えることは十分ありえます。

 

あした死ぬかもよ?

 

  だから何が残酷かといって、人から希望をはく奪することほど残酷なものはないと思います。希望の喪失は方向性の喪失を生み、エネルギーの行き場をなくさせ人生を無味乾燥なものに追いやってしまいますから。

だからこそ人はいくつになっても希望を忘れてはならないと思うのです。