少年シニア 自由形で生きる

人生の最終章を少年に戻って自由形で生きる事に決めた男が出会った風景・言葉・芸術・人

ときめく映画 🎥 ナイトミュージアム

人類には辛口な私ですが、こと博物館をつくった点においては、人類の凄いところだ

と心から思います。いわゆる「ストック」という概念ですね。

人類以外の生物は基本的にフローの繰返しで生きていますが、人類はフローとともに

先代が得た知見をストックして、その恩恵を次世代の人々が受けるようにした。

知の蓄積と共有こそが、人類の繁栄の一丁目一番地というわけです。

 

ナイト ミュージアム (2枚組特別編) [DVD]

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主人公のラリーは、現在失業中で、奥さんにも逃げられた冴えない中年男。

でも、まだ幼い息子には、いいところを見せたいと見栄だけは忘れていません。

息子からも、仕事に就くよう促されて、しぶしぶ職業斡旋所に相談にいったところ、

博物館の警護の仕事を紹介されます。今までは年老いた警護員3人が警護にあたって

いましたが、入りが悪い博物館ゆえ予算を大幅にカットされてしまい、これまでの警

護員を解雇し、新任の警護員を一人でまかなうことになったのです。  

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 この年老いた3人組の警護員が、引き継ぎらしきものをしてくれるのですが、みな

ひとくせあって、どうも何かを隠し企んでいる模様。

それでも、問題が起きたらこれを見ろと渡されたマニュアルを頼りに、夜の警護を始

めますが、どうも様子がおかしい。

何と、展示されていた恐竜やネアンデルタール人、マンモス、ライオン、古代の騎士

などが動き出して、暴れています・・・。慌てふためくラリー。マニュアルを見て、

何とか暴動を静めましたが、翌日そのマニュアルもサルに破られてしまいます。

さてラリーは、これにどう対応するか・・・。

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 ラリーがとった戦略は、相手を知るということでした。そのことをルーズベルト

大統領の銅像から教えてもらったのです。

これまで博物館や展示物に全く興味がなかったラリーでしたが、学芸員の力も借り

て、展示物の生き物や人物に関する知識を学びます。

暴れ出す理由や習性がわかれば、それを利用して手をうつこともできます。

ラリーは苦しみながらも、次第に騒動を静めることができるようになりました。

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少し自信をつけたラリーは、息子にそれを見せて父親の威厳を見せようとします。

どころが、いつものように展示物が動きません。失望する息子。慌てるラリー。

 どうも、博物館の秘密を握って、貴重なお宝を狙う者たちの仕業のようです。

この悪漢たちとどう戦うか。この騒動に巻き込まれる息子を、どうやって守ることが

できるか・・・

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 博物館に行ってみましょう。そして、その展示物が動きだすくらいの想像力をもっ

て、眺めてみましょう。それらが地球上でどんな活躍をしたかを知り、大いにリスペ

クトしましょう。そうすれば、あなたが住んでいる地球や生命、そして人類もそう捨

てたものではなく、その一員である自分をもリスペクトできるでしょう。

この映画は、そんなことを我々に語りかけてくれているような気がします。