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少年シニア 自由形で生きる

人生の最終章を少年に戻って自由形で生きる事に決めた男が出会った風景・言葉・芸術・人

離れる・逃げるということについて

お元気ですか。少年シニアです。

生命について学ぶため「アニマルプラネット」という番組をよく視ています。

厳しい自然の中での動物の生態が記録されて、撮影側の努力に敬意を表します。

動物の愛らしい様子や生態だけでなく、見方によっては、残酷と思えるシーンも

放映されますが、それは自然界にとっての必然であり、逆に敬虔なきもちにさせ

られることが多いです。

単純な弱肉強食の世界ではなく、捕食者には捕食者の大変さや苦しさがあることも

徐々にわかってきました。

 


アニマルプラネットへようこそ。 - YouTube

 

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 そして、番組を通してわかったことのひとつに「逃げる・離れるというのは

動物にとって極めて重要なことである」ということがあります。

この能力は捕食される側の草食動物だけに求められるものではありません。

捕食者側の肉食動物においても、同種のライバルとの闘いや、肉食獣どおしの獲物

の取り合いがあるので、危険なものから逃げる・離れるという能力は必須なのです。

まさに動物の生命線を支える根幹的な能力と言ってよいでしょう。

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    人の場合、精神というものがあるため、時として逃げる・離れるということを良し

とせず、そのために苦しむケースがあると思います。

また、そうした特質を利用して、人をマインドコントロールしたり追い詰めたりする

者もでてきます。

しかし、私は人間も危険な感じがしたら、その場から逃げる、または離れて距離を

置く能力を身につけることは、極めて重要であると思います。

適切に逃げる・離れることができれば、将来のリスクから身を守れるケースが相当

あるのではないでしょうか。

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 また、少し観点はずれるかもれませんが、親離れ・子離れについて動物は極めて厳

格な掟に基づいて実行しているということも知りました。哺乳類や鳥類は、かなり熱

心に子育てをし、子に与える餌を必死になって探し、子どもを外敵から守るのですが

子が成長し独り立ちの時期になると、これまでの熱心な子育てが嘘だったかのように

子を突き放して、自分の縄張りから追い出そうとするものがあるのです。

適切な時期に離れることは、親子が食物を巡って争わない知恵なのかもしれません。

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    動物の生というのは、ある面、救いようがないほど、孤独のように見えます。しか

し動物たちは、形ばかりの絆や、つながりを拒否し、逆に近づくことによる無用な闘

いを避けているように私には思えます。

苛烈な生存競争は当然存在しているのでしょうが、一方で、離れ棲み分けることで、

結果として無意味な闘いによる死を最低限にとどめ、結果として互いの生を担保して

いるとも言えます。人間もこうした逃げる・離れるの智慧から学ぶことも多いのでは

ないか。そんなふうに思っています。