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少年シニア 自由形で生きる

人生の最終章を少年に戻って自由形で生きる事に決めた男が出会った風景・言葉・芸術・人

個独を味わいたいときは、バルバラの唄がいい

音楽

お元気ですか。少年シニアです。

孤独ではなく個独。人が自分の囲いにとじこもり、獣や虫のごとく自己に忠実な

一つの生き物としての時間を堪能したい。

そんな気持ちになったとき、バルバラの唄を聴きたくなる。唄だけでなく

唄っている姿が見たくなります。

ある文によれば、バラバラは、フランス人にとって一つの信仰に近いといいます。

独立した個を最優先するフランス人の中のフランス人というわけでしょうか。

でも唄を聴いたり、その姿を見ると、何か納得させるものがある。

        ♬      ♬       ♬      ♬

この曲の邦訳は「私の幼いころ」になっています。幼児は時間に束縛されることの

ない唯一無二の時代かもしれません。しかし、バルバラ自身の幼いころは、決して

光に満ちてはいなかったようです。第二次世界大戦が暗い影を落としていたのです。

 


Barbara Mon Enfance - YouTube

 

こちらは、吟遊詩人ムスタキとのデユエット曲「ブルネットの婦人」。

ムスタキも「私の孤独」という有名な曲があります。

でもバルバラもムスタキも求めていたのは「個独」ではなかったのかというのが、

私の勝手な解釈です。

 


La Dame Brune -Barbara et Georges Moustaki ...

 

こちら 邦題は「パリとゲッティンゲン」。ユダヤ系家族をもつバルバラは、ドイツ

に対して憎悪の感情をもっていましたが、シャンソン歌手として成功したバルバラ

は、1964年ドイツの都市ゲッティンゲンから招待を受けコンサートを開くことに。

そこでの人間同士の交流がバルバラの心を氷解させ、ドイツの美しい都市ゲッティン

ゲンを愛でるこの唄をつくりあげました。

 


Barbara - Göttingen (1967) - YouTube

 

でもバルバラの眼力(めぢから)が半端じゃないなー。吸い込まれそうだ。