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少年シニア 自由形で生きる

人生の最終章を少年に戻って自由形で生きる事に決めた男が出会った風景・言葉・芸術・人

リスクについて思うこと

雑感

お元気ですか。少年シニアです。

今日は「リスクをとる」ということについて、自分なりに考えたことを徒然なるまま

に書いてみたいと思います。

「リスクをとれ」とよく言われる時代になりました。特に経済界のトップの人がそう

いうことを言って、社員にリスクをとることを奨励しているケースをよく聞きます。

もうかなり前ですが「むこう傷を恐れるな」なんて勇ましいタイトルの本を書いてい

た経営者もいました。

 

激動し変化し続ける時代の中で、果敢に変革していくことの重要性を説いているのだ

と思いますが、生命の勉強をして思うことは、基本的に生命は、特に問題が生じない

限り敢えてリスクをとることはしないものだということでした。生命が自分の身を呈

してリスクをとるのは、自分の生命を維持するためや、子どもを外敵から守るときか

繁殖のためのライバルに立ち向う時だけです。

生命は、リスクをとるどころか、自分の身を守るために、実に慎重にかつリスクを避

けて生きようとしているかを、生命の勉強をしてわかりました。

 

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翻って今の社会はどうでしょう。

私は、今の時代「挑戦すること」と「リスクをとること」が、混同されているような

気がしています。

先般の大企業の不正問題で、見せかけの数字を創りだすためにトップが下した指示が

何と「チャレンジ」という言葉でした。過度なリスクを冒して不正をしてでも目標に

達しようとする行為を「挑戦すること」と同一視してしまったわけです。

そんなもの挑戦でも何でもありません。数字目標がなければ、リスクを背負わなけれ

ば挑戦ではないとは 私には思えないのです。

本当の挑戦というのはそんな陳腐なものではないと思います。

 

私は、人間も他の生命のように、ただただ自分の生命を命ある限り全うすること、

それが本来のミッションであり挑戦だと思います。

どんなことが生命を全うすることかは各人の個性や環境によって変わるでしょう。

それは各人が考えて決めるしかありません。

私はリスク云々よりも、せっかく生まれてきた人生を全うするための自分なりの

挑戦はしていきたいと思っています。

そしてその挑戦を愉しむためにも、無用なリスクは避け、避けるべきものからは

避けて生きていきたいと思います。それが、生命の勉強をして学んだことです。