読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

少年シニア 自由形で生きる

人生の最終章を少年に戻って自由形で生きる事に決めた男が出会った風景・言葉・芸術・人

生命の躍動 チャイコフスキーの弦楽セレナーデ

音楽

お元気ですか。少年シニアです。

今年にはいって何故かロシアに興味がわいて時間があれば、ロシアの文学や音楽を

楽しんでいます。

文学にせよ音楽にせよ、ロシアという広大な風土や社会システムが個人を圧倒して

いる反動なのかそれに対峙する芸術家は、必要以上に強い緊張感をもって作品づく

りを強いられている感じがします。

芸術にもロシア的であることが要求されているという有形無形の圧力が芸術家にの

しかかっており、その枠を意識しながらも、その一線を超えなければ芸術家として

の面目がたたない そこに芸術家の真骨頂があるのだという強い意思が感じられる

のです。

           ♫    ♫    ♫    ♫

 その中で、あまりそういった緊張感が感じられず、むしろロシアという枠をこえて

宇宙にまで無限に広がる生命の躍動を感じたのが、チャイコフスキーの「弦楽セレナ

ード」でした。

 


Tchaikovski. Serenade for strings. Seiji Ozawa.

 

 ロシアを超えてなお皆にそれを納得させるものは、自然生命であり宇宙しかあり

ません。そこに着目して、この曲においてそれを見事に表現しきったことによって

チャイコフスキーはロシアの枠をこえることに成功したと私は勝手に思っています。