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少年シニア 自由形で生きる

人生の最終章を少年に戻って自由形で生きる事に決めた男が出会った風景・言葉・芸術・人

北斎の聖地に行ってきました

 お元気ですか。少年シニアです。

先般高齢になればなるほど生命感溢れる絵を描く画家として、白寿を迎える堀文子

さんを紹介しました。

その先駆者が、日本が誇る天才画家 葛飾北斎ではないでしょうか。

あの「富嶽三十六景 」はじめ我々が知っている名作の大半は、北斎が70歳をすぎて

から描かれたものだそうで、北斎はまさにシニアになって花開いた画家でした。

そんな北斎の気合いに触れたく先般オープンした「北斎美術館」に行ってきました。

 

 ↓ 両国駅から徒歩5分くらいでしょうか。

  なかなかモダンな建物で館内からは、スカイツリーもよく見えました。

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入り口前に、絵のタッチから色を割り出し彩色された「須佐之男命厄神退治之図]」

関東大震災で焼失したそうですが、残された1枚の白黒写真から高度なデジタル技術と経験豊かな

復元作家のスキルを融合させて、こんな素晴らしい復元図ができあがったんですね

こちら何と北斎86歳の作品だそうです!!!

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 中は展示品に集中して作品を鑑賞できるよう暗くなっていました。グッドアイデアだと思います。

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 ↓ こんなリアルな北斎の蝋人形?が。

 後ろにいるのは、北斎と同居し北斎の世話をしていた娘の阿栄(おえい)ですね。

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↓ 北斎は引っ越し間で、この界隈で何度も住まいを変えています。北斎を偲んで、北斎が晩年暮らしていたと言われる両国橋までぶらぶら歩いてみました。隅田川テラスには、北斎の作品をもとにした中学校の卒業作品も飾ってありました。この中から第二の北斎が生まれるかもしれません。

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北斎の作品はいずれも素晴らしいのですが、とりわけ85歳を超えたものに心を奪われ

ました。この生命の躍動感と構図の大胆さ、そして静謐さ。

 

雪中虎図(葛飾北斎の画)の拡大画像

 

色彩を抑えることで、逆に見る者に強い印象を与える。どこまで計算されたものなの

か・・・ 絶筆となった「富士越龍図」に至ってはもう脱帽です

「葛飾北斎朱」の画像検索結果 「葛飾北斎富士超...」の画像検索結果

 

国内最大のパワースポットである富士山から、最強の生き物である龍を昇天させる

というこの構想。

北斎の魂をもっと知りたい、もっと触れたいと心から思いました。