読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

少年シニア 自由形で生きる

人生の最終章を少年に戻って自由形で生きる事に決めた男が出会った風景・言葉・芸術・人

妄想昭和40年代紅白(第1部)

 お元気ですか。少年シニアです。

年末恒例の紅白歌合戦。最近の紅白 悪くはないものの、紅白の全盛時代の熱気

を知っている私としては、少々ものたりない気もしています。

そこで、自分が少年時代に流行った歌を中心に自分の好みの紅白歌合戦のベスト

な編成を勝手に考えてみました。よろしければ、おつきあいください。

 

【第一部トップ:気合い対決 北島三郎vs水前寺清子】 

白組のトップにあえてトリの常連である若きサブちゃんを据えてみたい。曲は出世作の「函館の女」。

個人的にはサブちゃんの歌の中で最も好きな曲だ。とにかくノリがいい。会場が一体化する。

オープニングに最適な曲だと思う。(函館の女 昭和40年 作詞星野哲朗 作曲島津伸男


函館の女 『Hakodate no Hito』~ 北島三郎 【Kitajima Saburo】

 

気合いのサブちゃんに対抗できる女性歌手は「チーター」水前寺清子をおいていない。

昭和の紅白には欠かせない存在でもある。

実は今年の紅白は熊本を支援する観点で、久しぶりに出場するのではと期待していた。

聴いていて実に気持ちがよく元気がモリモリわく「いっぽんどっこの唄」で

          (いっぽんどっこの唄 昭和41年 作詞 星野哲郎 作曲 富侑栄) 


水前寺清子 ♫いっぽんどっこの唄♫

 

【二組目:国民的アイドル対決 天地真理vs西城秀樹

昭和40年代の前半は、ムード歌謡や演歌が全盛だったが、45年以降若さを全面に押し出したアイドル

歌手があらわれだした。その中で圧倒的な人気を誇ったのが天地真理だ。天地真理が登場してからいい

年の男が歌の中で「真理ちゃん 真理ちゃん」と女性歌手をちゃんづけで連呼するようになった。

私は当時中学生だったが、この世の中にこんな健康的で綺麗でチャーミングな3拍子揃った女性が他に

いるだろうかと思った。それくらい愛らしかった。

              (ひとりじゃないの 昭和47年 作詞小谷夏 作曲 森田公一

天地真理 / ひとりじゃないの

 

これに対抗する男のアイドルとしては、ワイルドな魅力で男の私から見てもかっこいいと思った西城秀樹

強く推したい。特に「傷だらけのローラ」が忘れられない。ローラって誰、どこの国の人という突っ込みは

抑えきれないが、うしたありえないシチェ―ション設定もこの時代によく見られたことである。あまり気

にしてはいけない。  (傷だらけのローラ 昭和49年 作詞 さいとう大三 作曲 馬飼野康二


西城秀樹 傷だらけのローラ (1981年頃)

 

【第一部末:ムード歌謡対決 布施明vs佐良直美

前半第一部のとり対決は、昭和30年代から引き継がれてきた流行歌の王道、ムード歌謡対決といきたい。

そしてムード歌謡の定番は、道ならぬ恋、そして別れ、それらがその歌の密度を高めるのだ。

白組からは布施明を推したい。抜群の歌唱力でじっくりと聴かせる曲を歌わせれば右に出る者はいない。

少々音源が気になるが 情感溢れるこの「愛の終わりに」が絶品だ。

       (愛の終わりに 昭和46年 作詞 島津ゆう子 作曲クニ河内


布施明さん 「愛の終わりに」

 

第一部のトリを務めるのは佐良直美。紅組の司会も手掛け水清寺清子とともに紅白には欠かせない存在だ。

歌はもちろん「いいじゃないの幸せならば」。岩谷時子詞が恐ろしく怖い。今はやりの言葉で言えばゲス

な女の歌だ。しかしこの歌に登場する女は、開き直って自分の欲望に正直に動く強さをあわせもっている。

そんな女性の怖さや強さや弱さを佐良直美が実によく表現している。

          (いいじゃないの幸せならば 昭和44年 作詞岩谷時子 作曲 いずみたく


いいじゃないの、幸せならば 佐良直美

 

これにて第一部は終了。後半戦の第二部〜フィナーレは次回で。