少年シニア 自由形で生きる

人生の最終章を少年に戻って自由形で生きる事に決めた男が出会った風景・言葉・芸術・人

悲しさについて

お元気ですか。少年シニアです。

人間というものは本当にやっかいなものだと思うことがしばしばです。

生命の中で人間は大きな脳と精神というものを進化させ、他の生命には決して

真似のできぬことをやりとげたかもしれないが、一方でそれを所有したことで

他の生命に必要以上の危害を及ぼし、自らの生命も苦しめてしまっている。

やりきれないことが多いし、自分自身にも腹立たしく感じる。

そんなとき、一番自分の気持ちを慰め自分の小ささを感じつつも、定まらぬ

未来などに期待せず、一日一日いま自分ができることを丁寧に、誠実にやろう

と感じさせてくれるのがこの歌です。

 


悲しくてやりきれない ザ・フォーク・クルセダーズ 2002

 

この歌は何の解決策や励ましのことばもない、ただつらい現実を嘆くのみの

歌です。でもその歌詞の奥底にある真実の叫びに共鳴し、胸が熱くなる。

嘆くのは、決して絶望していないから嘆くのだ。悲しいのは、よりよく生きる

という気持ちが少しでもあるから悲しいのだ。そう思うのです。

そして、諦観の中で静かな決意が自分の中にわきおこります。

 

今日も、この歌に救われている自分がいます。