少年シニア 自由形で生きる

人生の最終章を少年に戻って自由形で生きる事に決めた男が出会った風景・言葉・芸術・人

マイブーム 大草原の小さな家

お元気ですか。少年シニアです。

今私が嵌りに嵌っているのは、「大草原の小さな家」です。CSテレビのFOX

クラシック(CS552)で放映されており、シーズン1の途中から見るようになり、

今シーズン5まできています。1シーズン20話すぎなのでもう100話近くみたこと

になります。学生時代にも見ていましたが、59歳で再度観賞し、改めてこのドラマ

のすばらしさを感じました。ドラマだけでは飽き足らず、今図書館で福音館発行の

原本もあわせて読んでいます。

 


Little House on the Prairie TV Show Intro

大草原の小さな家 ―インガルス一家の物語〈2〉 (福音館文庫 物語)

大草原の小さな家 ―インガルス一家の物語〈2〉 (福音館文庫 物語)

 

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 時代は⒚世紀末 米国の開拓期の話しで、この本の著者でもあり主人公のローラ

の少女時代での出来事が話の中心です。

ローラの父母は実直で愛情溢れる理想的な両親です。父親のチャールズは様々な請

負仕事をしながら農場を経営しています。彼は働き者で家族の幸せを最優先し義侠心

とウイットにあふれ一家の大黒柱として、一家の大きな支えになっています。そして

妻のキャロラインは、そんな夫を支え良き妻良き母親として家族を支えます。ローラ

の姉は美人で勉強もでき、ローラはそんな姉に嫉妬心をやくこともあります。

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 彼女自身少しおせっかいで冒険心が強く軽率なところもあり、そんな性格が禍し

家族を心配させることもあります。でもそんなところがローラの魅力で、ローラの

行動力で問題が解決することもあります。米国というと個人主義というイメージが

ありますが、このドラマを見ていると本当のところは家族愛を求めていることがよ

くわかります。

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あと開拓時代の話なので、ネイティブアメリカンも登場し関連した話もあります。

ドラマの方では、放映が1980年に始まったということもあり、かなりネイティブア

メリカン側にたった話が展開されているように思います。

少し話はそれるかもしれませんが、いつも疑問に思うのは彼らが教会で唱えるキリ

スト教の教義と実際の行動との矛盾(ネイティブアメリカンも含めた人種差別や暴

力的な行為 自己さえよければいいいというアメリカンファースト)を、かれらはど

のように矛盾なくとらえているのかということです。こうしたっことはキリスト教

限らないでしょうが、私は不思議でなりません。唱えていることとしていることに

矛盾自体感じていないのでしょうか。

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 私は宗教自体否定しません。確かに人間を超越したものがあると感じます。

人間を超越したものを設定してつい過信に陥りがちな人間を諫める装置としても

宗教は必要なものだと思います。

先住民の立場に理解をしめしつつパイオニア精神でアメリカを開拓し発展させてきた

ローラの家族のような人たちには敬服します。ローラの父親などは自主自立の精神の

塊のような人で、器用なうえ弱者への思いやりの心ももち、依存心が強く不器用なわ

が身とつい比べてしまって落ち込むこともあります。

ただ、そんな慈愛にあふれたキリスト教徒ばかりではなかったようです。

個人としてではなく社会全体を考えたときに、この時代にネイティブアメリ

ンを力で圧迫・虐殺し土地のやせたところへ彼らを追いやったことに関してはキリ

スト教の教義とは全く矛盾した行為だと思います。

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 「大草原の小さな家」は家族について 隣人との接し方について、弱者への接し方

について、先住民政策について等々、様々なことを考えさせてくれるドラマ・本で

単なる家族愛を語ったヒューマンドラマではないと思います。

そこが、このドラマの真骨頂なのだと感じています。