少年シニア 自由形で生きる

人生の最終章を少年に戻って自由形で生きる事に決めた男が出会った風景・言葉・芸術・人

こうして生を終えたい

高齢化社会が加速している。「90歳何がめでたい」 という本も売れていて正直

そんなに長生きしたいと思っている人は実際はそんなに多くないのかもしれない。

長生きすれば、親しい人の死や場合によっては子供の死を先に見届けるなんて

こともありえる。また自分の身体の衰えにも直面する。

 

私も正直、生きている間は充実した生活をしたいと思っているが、長生きしたい

という願望はあまりない。今男性の平均寿命が79歳だそうだから、それくらい生

きれば十分だし、私はゾロ目の数字が好きだから77歳と7か月で生を終えるのが

いいなと秘かにに思っている。

ゾロ目の55歳5か月で会社をやめて、今している日本語教師がずいぶん性にあって

いるので、死ぬまでその仕事を全うしたい。そして留学生たちへの理解を深めるた

めに彼らの国を旅行して、色々な価値観を知り授業にいかしたい。

 

また2つのプレートが唯一地面から見えるというアイスランドや、人類の発祥地の

東アフリカ 恐竜絶滅の原因となった隕石がおちたメキシコのユカタン半島 北極

圏や南極など地球の歴史に大きな影響を与えた場所には、死ぬまでに必ず行って

みたい。そんな願望が今の自分を支えていて、そのためには規則正しい食生活や

ストレッチなどの筋肉強化も欠かせないと思って実践している。

 

できれば80歳近くまで日本語教師の職に従事し、最後のクラスを教えきり、期末

試験の採点を終えて各学生への講評欄を完成させ学校に提出して仕事を完全にす

ませた翌日、寝入るように床で死ねれば本望だ。

長生きを前提とせず、いつ死ぬかもしれないという危機感をもって、物事や夢を先

のばしせず、一日一日を大切に生きたいと心底思っている。