少年シニア 自由形で生きる

人生の最終章を少年に戻って自由形で生きる事に決めた男が出会った風景・言葉・芸術・人

2018年の自己総括

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 今年は自分にとって、マイナスからのスタートだった。昨年の後半から心身の不良で年初それがピークに達し、ついに入院という事態にいたった。最初は医師から3か月を目安にということだったが、幸いにも50日間の入院ですんだ。この50日間で今まで知らない世界を知り、つらくはあったが貴重な経験をしたと今は思っている。

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 一番思ったことは「素直に受け止める」という謙虚さが、社会の中で生きるうえで必要だということだった。その時、私は思い出した。もう38年前に最初に社会に飛び出し会社の新人研修で新人全員に配布されたのが「素直な心になるために」という松下幸之助の本だったことを。

私が入社した会社は、一度倒産の憂き目にあいながらも、その反省を生かして、顧客中心のまた安定した経営を目指していた創業者が率いる中堅会社だったが、創業社長は、自らの経験を通して、社員に対して日頃から仕事に対して謙虚であること、素直な気持ちで顧客のために考え抜くことを求めていた。正直、その本が配布された当時は、ぴんとこなかった。素直さよりも技術を磨くことが大切だと思っていた。

しかし、今はその大切さがよくわかる。最終的にはプロである以上、技術を磨き顧客に満足を提供することが求められるが、その大前提は素直な気持ちで人に向き合うというベースがなければ、自画自賛の小さな枠にとどまってしまう。

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 また困難な局面のときに人は一人ではいきていけないということもよくわかった。入院中お世話になった病院の方々や同じ入院仲間、。また心身の不調を知って手紙を送ってくれた同僚、そして何と言っても頻繁に見舞いにきてくれた妻。自分の非力さを素直に認める素直に従うことから私の復帰が始まった。そして次第に心身は回復し、予定よりも40日も早く退院することができた。

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 退院後、4月から半年間休養していた日本語教師の仕事に復帰した。最初の授業はとても緊張した。以前のように円滑な授業ができるか正直不安だったが、何とか初回の授業を乗り切った時、今までにない満足感を得ることができた。そして今後は心と体のケアを怠らず、身体が動くまでこの仕事を全うしようと心に決めた。直接顧客である留学生に接し、その反応を感じながら、彼らのためにどう教え方をブラッシュアップしていけばいいかを考えられる、こんないい仕事はそうないし、何より自分の性格にあっていると感じた。そしてその一環として彼ら留学生のベースをもっと知りたいと思い、学期が終わったら、彼らの国を旅することにした。6月に桂林 9月にハノイを訪れ、本ブログでも紹介した。来年の3月にはスリランカを旅する予定だ。

これまで教えてきた留学生の国でまだ行っていないところは、ミャンマーバングラディッシュ、フィリピン、台湾、韓国、イタリア、モロッコアルジェリアスーダンカザフスタン、トルコ、カナダ コロンビアとまだまだあるので、数年かかって旅したいと思っている。

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 そのためにも何といっても身体のケアを怠ってはいけない、そのためにストレッチやボイストレーニングなどを継続している。マイナスからのスタートだったが、何とか年末は前向きな気持ちで終えることができたことに感謝の気持ちしかない。

還暦をすぎ、ますます困難なことや思いもよらぬことも起きるだろう。そのときは、昨年後半から年初にかけて起きた状況と対応を思い出し、自分の人生を自分なり全うしたいと思う。そういう意味で今年は自分の人生にとって意義深い年だったといえる。

 

来年も本ブログでは、その時々の想いを自由に語りたいと思います。来年もどうぞよろしくお願いします。皆さま よいお年をお迎えください。